株式投資

株のおすすめ本【超初心者が読むべき7つの書籍】

2020年12月8日

「株式投資のおすすめの本は?」

「株をやったことない全くの素人でもわかるものは?」

そんな方向けに予備知識がなくても読める超初心者向けの本から中級者を目指す人向けの本まで、厳選した本をご紹介します。





私は株式投資に関する書籍は100冊以上読んでますが、初心者の頃に読んでいれば、「短期間にジャンプアップできたはず」と思う本を7つ厳選しました。

これらの本から学んだ知識は、今も私自身が投資で実行しているものであり、投資指標として優秀なS&P500よりも良好な投資リターンを得る大きな助けとなっています。

是非、参考にしてみてください。

尚、本記事はテクニカル的(株価チャートの分析など)な要素を学べる本は取り扱っておりません。

企業の稼ぐ力・サービスの質・ブランド(ファンダメンタルといいます)に注目して投資する手法についての本を載せてますのでその点はご了承ください。

それではどうぞ。


予備知識がない初心者でも読むべき本3つ

億万投資家年鑑

シリーズものの雑誌で過去に4種発刊されています。

株式投資に限らないですが、その道で成功したいなら既に成功した人を真似るのが近道です。

この本では、個人で100億円以上の利益を上げた人を含め日本人の個人投資家約70人の投資実績や手法が公開されていて、「株式投資を極めればここまで到達することも夢ではない」思わせてくれる一冊です。

自分が株式投資をするモチベーションにも繋がります。

掲載されている投資手法も実践的なものが多く、おすすめの証券会社の分析ツール、企業情報の入手方法など中級者でも見落としがちな情報ソース源も紹介されています。


ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること

株式投資に関する予備知識がない状態でも読めます。例えば、「割安度」を判断する基礎的な指標であるPERなども予備知識なく学べます。

また、時に不合理な値動きをする株式市場への向き合い方など初心者が最初に押させておくべき心構えや割安な会社の発掘方法を定性的な手法がコンパクトにわかりやすく紹介されています。


小型株集中投資で1億円

若くして資産1億円を達成した著者の経緯や投資手法を自身が投資初心者の頃からわかりやすく載せてあります。

ギャンブル性の高いFXなどで800万円の損失を被ったことを反省し、ファンダメンタルを重視した株式投資にシフトして1億円に達成するまでの軌跡が、まるで成長物語のように読んでいて楽しいです。

10倍株も狙える小型成長株の選別方法を具体的な原則(例えば、時価総額は300億以下、上場して5年以内、大株主が経営者など)として纏められていて小型成長株投資でS&P500指数の利回り以上を目指したいなら、読んでおいて損のない本です。


中級者まで目指す人が読むべき本4つ

ピーターリンチ 株で勝つ

13年間で平均年率29%という数字を出したファンドマネジャーの自書であり、株式投資に関する本で世界的に最も読まれている本の一つです。

集中投資ではなく、保有銘柄が数百にもなる分散投資を軸とした投資方法でこれだけの利回りは驚異的と言えます。

成長する企業は相応のPERでも買うべき」という今では主流となっている考え方をいち早く提唱したことでも知られ、現代投資理論の先駆け的存在でもあります

(例:売上や利益が30%の成長をしているならPER30%でも妥当)。

リンチ氏が分析した企業は数千社にも及んでおり、その膨大な経験から導き出した「企業を株価パフォーマンスから6つの分類に分けて分析する手法」も開示されています。

また、「身近な人が企業サービスの褒める言動は企業選別のきっかけになる」「経営者の言動に注意をはらうべき」などの定性的な分析と年次報告書から得られる「1株あたりのキャッシュ量」や「負」債、「簿価」を用いた分析方法なども解説されています。


ファンダメンタル投資の教科書

決算書を使った銘柄選びをわかりやすく教えてくれる本です。

貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書の見方、企業選別するときの参考になる代表的な評価指標(PER, PBR, ROE)などが一通り学べる。

成長性のある企業、倒産しそうな企業を財務諸表から算出した数値で定量的に判断できるようになる一冊です。


バフェットからの手紙

世界一の投資実績を誇るウォーレンバフェットに関する体系化された投資哲学・投資手法を学べる一冊です。

やや専門的な内容が多いですが網羅性と信頼性からいうと、投資に関する本を何か一つだけしか薦められないとしたらこの一冊を薦めます。

株価変動に対する心構え、投資家が陥りやすい心理的罠から、企業評価方法、気をつける財務ポイント、税務など多義にわたって学べます。

私見ですが、この本の投資哲学を理解して実践すれば、株式投資で致命的な損失を被る可能性は限りなく0に近いと思います。

また、他の本にはない無形資産(「経済的のれん」)の具体的な計算方法が公開されていおり、これを学ぶだけでも中級者にとってかなり有益かと思います(今の財務諸表では無形資産の価値がほとんど載らないが、GAFAに代表されるように、財務諸表に載らない無形資産の価値は年々大きくなっています)。


株で富を築くバフェットの法則

企業価値の算出方法を具体的な計算式かつ、わかりやすく解説している良書です。

私が読んだ本の中で具体性とわかりやすさを両立しているのは本書が一番でした。

バフェットが実際に行った9つのケーススタディを学ぶことで、彼がどのようにときに投資に踏み切ったか把握できます。

本書を読むことで「未来の利益の現在価値」を計算するDCF(ディスカウントキャッシュフロー)法の基礎を自然と学べることもよい点です。

また、分散投資と集中投資の考え方、バフェットの投資哲学に影響を与えた人物(グレアム、フィッシャー、マンガーについても学べます。


まとめ

予備知識がない初心者でも読むべき本3つ、中級者まで目指す人が読むべき本4つをご紹介しました。

この7冊をしっかり読んで長期で投資を行うだけでも、投資家として大きくジャンプアップすることは間違いないです。

是非、何度も読み返して実践していってください。

本記事が少しでも参考になれば幸いです。


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