株式投資

主婦が株式投資を行う際の要点【「税金」と「失敗」に注意】

「主婦が株式投資をを始めるってどうだろう?」

「夫の扶養の範囲内で行いたいけどできる?」

「株で大きな失敗はしたくない」

そんな気持ちの方もいるかと思います。

本記事では、株式投資歴12年で年間平均利回り10%を出している私が、主婦でもできる「失敗を避けつつ堅実に行う投資」を解説します。


目次
主婦が株式投資を始めるときの注意点
主婦にも株式投資を薦める理由
やさしい株の始め方




結論から先にいうと、ポイントさえしっかり抑えれば、主婦でも大きな失敗は避けつつ、夫の扶養の範囲内で株式投資を行うことは可能です。

順を追って説明していきます。



主婦が株式投資を始めるときの注意点 

扶養の範囲で行う

扶養の範囲内で行いたいなら、証券会社の「特定口座/源泉徴収あり」もしくは「NISA口座」で取引するようにしましょう。

これを守れば、仮に利益がいくら発生しようと確定申告する必要はないし、扶養から外れることもありません。

なぜなら、「NISA口座」は非課税口座なので利益が出ても税金は発生せず、そして「特定口座/源泉徴収あり」では、仮に利益が発生しても自動的に税金分は証券会社に徴収されるためです。

この場合、後々、証券会社があなたに代わって国に支払ってくれるので自分で確定申告する必要がありません。

確定申告しない場合の株式利益は源泉分離課税制度というものが適用され、扶養計算から除外されることが国から認められています。


夫の理解を得る

パートナーの理解は必須です。株式投資はリスク商品でもあります。

仮に大きな損失を出してから事後報告をするようでは信頼関係が大きく揺らぎ、最悪の場合は夫婦関係が破綻する可能性があります。

私の場合は、年に1回、家族会議を開き、年間収支や資産を報告するようにしています。

こうすることで今では強い信頼関係ができて、株式投資を含め、不動産投資に対する理解も得ることができています。

常日頃、密にコミュニケーションをとっておくことで、むしろ協力が得られるようになります。

少額からスタート

株式投資を長く着実に行っていくためには、致命的な失敗を避ける必要があります。

株式投資の知識や経験がないうちに数百万円の運用を始めれば、数百万円の損失を出すことは目に見えています。

それを勉強料として割り切れればよいですが、ほとんどの人はそうではないと思います。

そこで、少額の運用からスタートしましょう。

例えば、月に1万円を金融投資用の資金として積み立てていき、ピックアップしていた企業株の最低購入金額を上回ったら、ドルコスト平均法で購入していく方法です。

そうすれば、損失リスクをコントロールしながら、株式投資の経験を積んでいけます。

それでも心配な人は、株のバーチャル取引ができるサイトがありますので、1年程度練習を積んでもよいと思います。

例えば、トレダビなどですね。

中長期取引をベースとする

これから株式投資を始める方にどうしても守ってほしいことがあります。

それは「チャートだけを見て短期売買を行う投資法はしない」ということです(いわゆるデイトレード)。

なぜなら、1日単位で売買を繰り返す投資法は、ゼロサムゲームであり、ギャンブルだからです(詳しくは別記事で解説しています)。

例え短期的に利益を上げられたとしてもそこに継続性はありません(投資は掛け算なので最後が0だと資産も0になります)。

著名な投資家であるウォーレンバフェット、ピーターリンチ、片山晃さんなどは、企業をしっかりと分析する投資家です。

企業の売上、利益、競合優位性、将来性などを調べて中長期で運用しましょう。

素晴らしい企業をまずまずの株価で買えば、稼いだ利益を株主に均等に分配してくれるのでプラスサムゲームになります。

買った企業の成長シナリオが崩れない限りは、最低でも数か月から半年、できれば2,3年保有するようにしましょう。

逆に、3年株を保有して後悔するような企業に投資してはいけません。


主婦に株式投資を薦める理由

株式投資のリスク要因をクローズアップして述べてしまいましたが、それを補って余りあるほどのメリットが株式投資にはあります。

例えば下記です。

時間、場所に縛られない

主婦であれば、こどもの身支度・幼稚園の送り迎え、家の家事などたくさんやることがあるでしょう。

しかし、家事・育児を効率化すれば、自分の裁量が効くスキマ時間を生み出しやすいのも事実です。

そのようなスキマ時間と株式投資は相性が抜群なのです。

例えば、家事の間に1時間の時間ができたとして、パートで稼ぐのは移動や準備を考えると現実的ではありませんが株式投資ならば可能です(短期売買はおすすめしません)。

その1時間で企業の財務分析や社長の話している動画をみたり、或いは、実際にその企業のサービスを体験するのもいいでしょう。

ネットに繋がる環境でさえあれば、スキマ時間や移動先であっても、企業分析はできます。余計な人間関係に気をもむこともありません。

時間や場所に応じて、自由に労力を決められるのが株式投資の最大のメリットです。

積み上げ式の利益になる

パートとは違い、株式投資は時間単価が上がりやすいです。

例えば、パートの場合は時給1000円から始めたとして5年間働いてもせいぜい1200円になるかどうかです。

10年働いたとしてもこれ以上は伸びは期待できません。

時給は最大でも20%アップで頭打ちになるでしょう。

一方で、仮に年間積立額36万円、1日1時間、240日の労力で株式投資をするとします。

そして勉強と経験を重ねて年間利回り10%を期待できるとします。

初年度の時給はおよそ150円です。かなり少ないですね。

5年たったらどうでしょうか。あなたの資産は順調にいけば、219万円に増えており、1年の利益はおよそ22万円。時給換算で916円です。

初年後の150円からすると時給は6倍に成長します。10年たったらどうでしょうか。

時給は2416円になっています。ワクワクしてきませんか。

そしてパートの場合、あなたが体を壊して病気になると収入はなくなりますが、株式投資では、頭が働く限り、利益をあげることは可能です。

世界一の投資家であるウォーレンバフェットは90歳の今も投資家として現役です。

それに株式投資には、いい意味で定年がありません。

若いうちから身につけておけば、老後にも必ずあなたの家計を支える味方となってくれるでしょう。

起業しなくてよい

今は副業ブームということもあり、家で簡潔できるネットビジネスが流行っています。

私も在宅でできる「電脳せどり」や「クラウドワークス・ランサーズからのシステム開発受注」などを行った経験があります。

これはこれで、私にとって貴重な経験となりました。

実際に、せどりでは利益ベースで月27万円、システム開発では月8万円程度を稼いだ経験があります。

しかし、これらのネットビジネスにはデメリットもあります。

例えば、せどりだと「在庫リスクが発生する」ことや「発送業務に大きな時間が取られる」などです。

一方で、クラウドサービスで仕事を受注することに関しては、「競合が多いので単価が下がりやすい」等ですね。

最終的に私の場合は、労力の大きさ・将来的な伸びしろを考えてこれらのビズネスから撤退しました。

株式投資の場合は、在庫リスクや時間単価が上がりにくい等はありません(堅実な投資を心がけて積み上げていけばですが。。。)。


やさしい株の始め方

株式投資に興味をもったならば、少額でもよいので始めてみましょう。

最初は株主優待目的であっても構いません。

①証券口座を開設

「売買コストが安い」、「取り扱い銘柄が多い」、「多機能で使いやすい」が揃う証券会社を選びましょう。

おすすめは、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などのネット証券ですね。すべて無料で口座開設できます。

※間違っても銀行の窓口で有価証券を買ってはいけません(コストが高すぎます/無駄な営業に付き合わされます)。

②企業分析、銘柄選定

「3年連続売上が伸びている」、「利益も伸びそう」、「商品やサービスがよい」、「経営者の発言が信頼できる」等の会社を探しましょう。

そういう企業が見つかったら、その企業の価値が今の株価に対して割安や割高かを考えます。

初歩的な指標としてはPER, PBR, PSRなどを考慮するとよいでしょう。

競合他社のPER, PBR, PSRなどと比較して割安だと考えられれば、購入候補としての可能性が高まります。

③株を購入

基本は100株単位での購入になります。

株価が1000円なら10万円必要ですね。(1株から買えるミニ株も存在します)

②で分析した企業が、割安だと思える株価を下回っていれば購入しましょう。

④株を売却

株の購入以上に難しいのが売却です。

高値で売るのを我慢していたら、一気に下落してしまった。早く売れば良かった。。。

逆に早めに売ったら、後々、株価はさらに上昇してしまった。

早く売り過ぎた。。。などはよく起こることです。

そこでおすすめする株の売り時は下記です。

・事業の強みが崩れたとき
・自分の企業分析が間違っていたとき
・他の優良株が見つかったとき

これを守って上で、利益を少しばかり遺失したとしても悲観する必要はありません。

株価の短期変動は誰も予測することができないからです。

短期変動を予測しようとすることは、ギャンブルに繋がると肝に銘じましょう


まとめ

主婦が株式投資を行うにあたっての注意点、メリット、始め方を解説しました。

この方法だけが唯一正しいとは言うつもりはないですが、少しでも参考になれば幸いです。

身近に金融知識があって信頼できるメンターいれば、その方に相談してもよいでしょう。

是非、皆さんが勇気をもって資産形成の第一歩を踏み出してくれたら嬉しく思います。


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